社会福祉国家試験対策人体の構造と機能及び疾病 間脳

人体の構造と機能及び疾病
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人体の構造と機能及び疾病

神経系について

人間の脳は,中枢神経と末梢神経に大別され,それぞれの分類は以下のようになる。

まず,中枢神経には脳と脊髄とが挙げられ,脳は大脳小脳,間脳, 脳幹 に大きく分類できる。

脳にはいろいろな機能があることは,おそらく皆さんご存知だろうが,ここでは間脳の働きについて,簡単に解説しておく。

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間脳の働き

間脳とは要するに,視床や視床下部領域の総称のことである。ここでは,視床と視床下部それぞれについて説明を行う。

間脳は,大脳の表面からは見ることができず,大脳の内部にある。

作者:John A Beal, PhD. Dep’t. of Cellular Biology & Anatomy, Louisiana State University Health Sciences Center Shreveport (colored by was_a_bee.)
原典: http://www.healcentral.org/healapp/showMetadata?metadataId=40566

 

視床

視床の働きは,おおざっぱに言えば「すべての知覚情報の中継・配送センター」といえる。
つまり,全身から集められた知覚情報を分析し,大脳皮質のそれぞれの知覚中枢へ配送する働きをしている。

ここへは,全身から近くの神経線維が集合し,次の知覚神経に接続する中継点になっている。嗅覚を除くすべての知覚刺激が,神経細胞の軸索を経て視床に集まり,そこから大脳皮質のそれぞれの知覚野に伝えられる。

体性感覚,触覚頭頂葉 (体性感覚野 味覚野)
視覚後頭葉 (視覚野)
聴覚側頭葉 (聴覚野)

 

視床下部

視床下部は,自律神経の中枢であり,生体の恒常性を促進と抑制の両面から調整している。視床下部は,脳幹を通して脊髄と繋がっている。この 脳幹脊髄から各自律神経が各臓器に繋がっているが,これらの自律神経の活動を視床下部は調整している。

視床下部にある中枢の役割を具体的に示すと,体液の浸透圧調節,ホルモンの分泌,体温調節,摂食中枢(空腹中枢),満腹中枢,性腺刺激ホルモンの分泌などが挙げられる。

これらの機能により.人間の恒常性が保たれる。

 

恒常性(ホメオスタシス)

恒常性(ホメオスタシス)とは,人体の内外の変化に対して,常に安定した条件で生命を維持しようと働きかける機能である。

例えば,視床下部の働きに示したように,人間の体温は環境の温度に関わらず,36.5℃前後に保たれており,これにより生命を維持することが可能となっている。

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